Lumia1020が発表

2013/07/13 14:20
カテゴリー: Nokia Lumia1020, Windows Phone

Nokia-Lumia-1020-Official

7月11日、米New YorkのイベントでLumia1020が発表されました。

Nokiaはこれまで、カメラの高画素化やセンサーの大型化、暗所性能の向上などに尽力してきました。N8、808PureView、Lumia920などはそのマイルストーンといえるでしょう。

Lumia1020は、Nokiaの携帯カメラの歴史に連なる、まさに集大成ともいえるモデルです。

細かな仕様に関してはWMPoweuserさんなどをご参考いただくとして、ここでは私なりのポイントをいくつか書いていきます。

ズームの再発明

Lumia1020発表会のテーマはZoom Reinvented。「ズームの再発明」でした。
前機種の808PureViewでも、4100万画素という高画素を活かしたロスレスズームが売りの一つだったため、Lumia1020でもこの機能が搭載されるのは確実視されていました。

しかし、ズーム機能が808PureViewと同じものだとすると、一体なにが「再発明」なのか。
そのへんがよくわからずに曖昧なまま発表を迎えました。

ところが発表された内容を見て納得。まさに「再発明」と呼ぶにふさわしい内容でした。

何が再発明なのか

Lumia1020の眼目でもあるズーム機能は、日本語で言えば差し詰め「いつでもズーム」とでもなりましょうか。
なんと、写真を撮る前だけでなく、撮った後でもズームできるのです。
これにはびっくりしました。

まず、前提として、デュアルキャプチャーを有効にしておく必要があります。
これは、オーバーサンプリングされた500万画素のPureView画像と、3400万画素(16:9撮影時)フルレゾ画像の2つを同時に保存する機能です。

通常、ズームをして写真を撮影すると、拡大で見切れた部分はそれっきりです。
その場を離れればさようなら。二度とそのシーンを見ることはできません。

ところがLumia1020の場合、最も引いた状態の大きな画像も保存されているので、
ズーム時に見切れた部分をよみがえらせることができます。
ズーム倍率を変更したり、全く別なところをズームして保存したりもできます。

実際、やっていることは大きな画像を適当な所でクロップしたり、リフレームしているだけなのですが、これまで誰もやらなかったことです。

これは新しく搭載されるNokia Pro cameraで実現出来ます。
下記にビデオを掲載します。

マニュアル撮影

Pro Cameraでできるその他の機能として、
Lumia1020では本格的なマニュアル撮影モードが搭載されています。
露出から、露光時間、フォーカスなど全てマニュアルで操作可能です。
特にマニュアルフォーカスはありがたいです。
これらはリング上に配置されたツマミで、リアルタイムに状態を確認しながら変更できます。このリアルタイムというのが非常に便利です。

気になる点も

こちらでサンプルショットを何枚か見ましたが、少しノイズが目立つものがありました。

その原因の一つとして、Lumia1020ではセンサーサイズが1/1.5と808PureViewの1/1.2よりも小さいことが上げられます。ピクセルサイズは808PureViewの1.4μmに対して1.12μmです。

ただ、オーバーサンプリングしているであろう画像でもノイズが多いのが若干不可解です。オーバーサンプリングのアルゴリズムなど、ソフト側の問題かもしれません。

オーバーサンプリング後にしては・・・

オーバーサンプリング?

海外のフォーラムでは、OSの仕様上の問題ではないかと言われていました。
OSであれオーバーサンプリングであれ、ソフト側の問題であれば今後のアップデートで改善する可能性もあります。

また、マクロ撮影も15cmからとなっているのが気になります。

808PureViewでもマクロ撮影は若干引き気味からズームをする必要がありました。Lumia920のように数cm程度まで寄って撮ることはできないのでしょうか。